その考え方には問題があると思います。

将棋は非常に高度な技量と長年の経験が必要なゲームです。14歳でプロデビューすることそのものが現実的ではありません。また、21歳で八大タイトルを独占することは、現役のトッププロでさえなかなか達成できない極めて稀な記録です。

漫画の登場人物は超人的な能力を持つキャラクターでも構いませんが、将棋競技の実現可能性を基盤とした設定の方がより良い作品となるでしょう。例えば、才能はあるが苦労を重ねて成長していくキャラクター、あるいは将棋以外の弱点を持つキャラクターなどを考えると良いと思います。

最終的にはご自身の創意工夫次第ですが、競技実績に基づかない設定では読者からの信頼を得にくい可能性がある点を留意したいと思います。資質を発揮させる設定を工夫していただければと思います。